例年9月にみんなの賑わい交流拠点コンパスで開催されている「認知症啓発関連イベント」で佐原中央図書館でも様々な事業を開催しています。
 今年(2025年)の同イベントのひとつとして「貝合わせ」を実施しました。
 「貝合わせ」は蛤の貝殻を使った日本の伝統的な遊びであり、儀式としての側面も持っています。
 ポイントは、蛤の貝殻はそれぞれ形状が異なり、一対のペアでしかぴったりと合わないという性質があることです。この性質をいかして、対の貝の内側にそれぞれ同じ絵を描き、神経衰弱のようなゲームにしてみたところ、本年9月の市民公開講座で講師としてお招きした東京情報大学看護学部の長坂准教授が興味を示され、同学部の認知症に関する講義でもこの「貝合わせ」をご紹介していただけました。